ブラックバスの生態・習性(マニア編)1

バスはいつから魚を食べるようになるのか

卵から孵ったバスはしばらくヨークサックの栄養で成長し、ヨークサックがなくなると捕食行動を始めることになります。
体の小さいうちは主にプランクトンを主食とし、この捕食行動への移行に成功したもののみ生き残ります。
そして1年目の夏、体の大きさでいうと1.5〜2ins.(約5cm)になる頃から魚を捕食するようになるそうです。
(参考文献)
DM Post. INDIVIDUAL VARIATION IN THE TIMING OF ONTOGENETIC NICHE SHIFTS IN LARGEMOUTH BASS. Ecology; Vol.84, No.5 (2003) James T. Davis and Joe T. Lock. Largemouth Bass; Biology and Life History. Aqua KE Gov. Doc. (Jan 2003)
James H.Tidwell, Shawn D.Coyle and Timothy A.Woods. Species Profiles; Largemouth Bass. Aqua KE Gov. Doc. (Jan 2000)

バスの共食い

あるそうです。 早期に孵化したバス(大きい)が遅れて孵化したバス(小さい)を食べることもあるそうです。
「ブラックバス 共食い」で検索をかけると、実際に捕獲後に胃を開いた結果バスが出てきたと報告しているサイトを見ることができます。
より詳しい情報を入手できたら追記します。
(参考文献)
William E. Pine III, Stuart A. Ludsin, and Dennis R. DeVries. First-Summer Survival of Largemouth Bass Cohorts:Is Early Spawning Really Best? Transactions of the American Fisheries Society; Vol.129, Issue 2 (March 2000)
Jeremie M.Johnson and David M.Post. Morphological Constraints on Intracohort Cannibalism in Age-0 Largemouth Bass. Transactions of the American Fisheries Society; Vol.125, Issue 5 (September 1996)

魚体の大きさと冬季致死率の関係

生まれたばかりのラージマウスバス(0歳)の越冬の成功率は体の大きさと関係があり、早期のスポーニングで生まれた子バスの方が越冬の成功率が高い、 という文献がある一方、ラージマウスバスとブルーギルについては、魚体の大きさと冬季致死率の関係(小さいほど致死率が高いという関係)は一概にどうとは言えないのかもしれないと述べているものも。
調査の詳しい内容は見ていないので何ともコメントできないのですが、前者が多数説のようです。 少なくとも釣り人にはあまり関係がない情報でしょうか^^;
養殖業者さんや生態系の保全等に関わる方にとっては大事な話ですね^^
(参考文献)
Micheal L.Toneys and Daniel W.Coble. Size-Related, First Winter Mortality of Freshwater Fishes. Transactions of the American Fisheries Society; Vol.108, Issue 4 (July 1979)
William E. Pine III, Stuart A. Ludsin, and Dennis R. DeVries. First-Summer Survival of Largemouth Bass Cohorts:Is Early Spawning Really Best?. Transactions of the American Fisheries Society; Vol.129, Issue 2 (March 2000)
David M.Post, James F.Kitchell, and James R.Hodgson. Interactions among adult demography, spawning date, growth rate, predation, overwinter mortality, and the recruitment of largemouth bass in a northern lake. Can. J. Fish. Aquat. Sci.; 55(12), (1998)

バスの移動距離

川に棲むスモールマウスバスの中には、水温が下がる秋以降、70km以上移動するものもいるそうな…。寒い地域での話です。
すごい距離ですね。
(参考文献)
Ross W. Langhurst and Dean L. Schoenike. Seasonal Migration of Smallmouth Bass in the Embarrass and Wolf Rivers, Wisconsin. North Am. J. Fisheries Management; Vol.10,Issue2 (May 1990)

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