リール

リールとは、糸(ライン)を巻くことができる、いわば糸巻き器のことです。
ベイトリールスピニングリールがあり、前項のロッドでも述べたとおりベイトロッドにはベイトリールを、スピニングロッドにはスピニングリールを取り付けて使います。

ベイトリール(ベイトキャスティングリール)

ベイトリールの画像 ベイトリールの画像

ここではシマノさんのメタニウムMgを取り上げましたが、構造はリールごとに様々です。 特にブレーキシステムの組み合わせに多様性があり、多くのベイトリールが「メカニカルブレーキ + メーカー独自のブレーキシステム」という組み合わせになっています。
メカニカルブレーキ
スプールの軸を両サイドから締め付けるしくみです。 締めればスプールが回りにくくなり、緩めれば回りやすくなります。 締めすぎるとバックラッシュは防止できますがキャストしてもルアーが飛びにくくなり、緩めすぎるとルアーはよく飛びますがバックラッシュしやすくなります。
マグネットブレーキ
磁力によるブレーキです。 変な癖がないのでバックラッシュはしにくいです。 昔ながらのマグネットブレーキはキャスト後半にブレーキがかかりすぎて伸びが少なかったのが難点でしたが、最近はこれを改善したマグネットブレーキシステムも開発されています。
遠心力ブレーキ
簡単にいうと摩擦力を利用してブレーキをかけます。その時に遠心力を利用します。 キャスト直後のスプール高回転時に強いブレーキがかかることでバックラッシュを防止し、その後スプールの回転速度が落ちるにしたがってブレーキ力も落ちていきます。 その結果、キャスト後半にルアーが伸びていくのでキャストした本人は快適に感じます。 桟橋の下に低い弾道でキャストしたい時など、一定の低い高度を保ちながらもグングン伸びてくれるような軌道がほしい時にこの遠心力ブレーキのありがたみを痛感します。
一方たとえば向い風のときは繊細なサミングをしなければバックラッシュを起こしやすいという面もあります。
デジタルコントロールブレーキ(DC)
この「DC」という表記、コンピューター好きの人は「デジタルコンピューター」を、ギター好きの人は「ダブルカッタウェイ」を、 そして釣り好きの人は「デジタルコントロールブレーキ」を連想するでしょうが、ここではもちろんデジタルコントロールブレーキのことです。 通称デジコン。 リールに埋め込まれたプログラムによってスプールの回転を制御するため、バックラッシュしにくくなっています。

ちなみに上のメタニウムMg(シマノ)は「メカニカルブレーキ+遠心力ブレーキ」の組み合わせです。

<利点>
パワーがあり、重たいルアーや水の抵抗を受けやすいルアーを扱いやすいです。
工夫次第ではノーシンカーリグを投げることも可能であり、ほぼオールマイティーといってもいいくらいです。ただし、あくまでも工夫次第なので、軽いルアーを使うときはスピニングの方が有利となることが多いでしょう。

<欠点>
慣れないうちはバックラッシュというトラブルがつきまといます。
また、先述の通り軽いルアーは扱いづらいです。

スピニングリール

スピニングリールの画像

<利点>
軽いルアーを扱いやすいです。バックラッシュしないので思いきり投げられます。また、ベイトリールに比べて最大巻上量(後述)が多めなのも特徴です。

<欠点>
ラインがヨレやすく、リールにラインが絡まることがあります(最近のスピニングリールはヨレを軽減する機構が付いているので多少はヨレにくくなっています)。
また、形がコンパクトではないのでベイトリールに比べると扱いづらく重いです。
さらに、パワーが無いため重たいルアーは扱いづらいです。

バスフィッシングでは2000番または2500番のリールが最適です。

リールの性能を表す数値のいろいろ

ギヤ比

ギヤ比とは、ベイトリールではハンドルを一回転したときのスプールの回転数を表し、スピニングリールではハンドルを一回転したときの回転枠の回転数を表します。
たとえば、べイトリールでギヤ比5.8:1(あるいは5.8)と記載されていれば、そのリールはハンドルを1回転したときにスプールが5.8回転するという意味です。
ベイトリールでは6:1前後、スピニングリールでは5:1前後のものがオーソドックスです。

最大巻上量

リールのハンドルを一回転したときに巻き上げることができるラインの量です。
単位は(cm)で表されます。
スピニングリール(2000番,2500番)では70cm前後、ベイトリールでは60cm前後のものがオーソドックスです。

実用ドラグ力

実用ドラグ力とは、リールのスプールに規定量一杯のラインを巻きドラグツマミを最大限に締込んだ状態で糸を引き出した時にドラグが滑り出す時の力の値です。
単位は(kg)または(N)で表されます。

最大ドラグ力

最大ドラグ力とは、スプール最小径になるようにラインを巻きドラグツマミを最大限に締めこんだ状態でラインを引き出した時にスプールが滑り出す時の力の値です。
単位は(kg)または(N)で表されます。
バスフィッシングに使うリールは4〜5kg台であれば十分です。

ベアリング

ベアリングとは、回転運動時の抵抗やブレを減らし、回転運動をスムーズにしてくれる部品です。
単位は(個)です。
例えば「ボールベアリング 10」「ローラーベアリング 1」と記載されていれば、そのリールにはボールベアリングが10個、ローラーベアリングが1個使われているということです。
取り付けられているベアリングの数が多ければそれだけ回転運動がスムーズになります。

ボールベアリング
リール中の回転する要所要所に取り付けられており、これが多いほどハンドルがスムーズに回るようになります。 ボールベアリング数と価格は比例します。 高価なリールだと一つのリールに10個以上のボールベアリングが使用されています。

ローラーベアリング
ボールベアリングが一つのリールに複数個取り付けられるのに対し、ローラーベアリングは一つのリールに一つだけ取り付けられるのが普通です。

糸巻き量(ラインキャパシティー)

スプールに巻くことができるラインの最大量です。
単位は(号-m)のように(ラインの太さ-巻けるラインの長さ)という表記がされます。
たとえば、「ラインキャパシティー(号-m) 3-150, 4-100」と記載されていれば、そのリールには3号のラインが150m、4号のラインなら100m巻けるということです。 バスフィッシングでは、相当遠投したりロクマル(全長60cmを超える大きなバス)を釣ろうというのでなければ50m以上巻ければ十分です。

標準自重

ラインを巻いていない状態でのリールの重さです。
単位は(g)です。
バスフィッシングで使われる2000番,2500番のスピニングリールでは200g台のものが多く、軽量化を謳うリールでは200gを超えないものもあります。

リールの使い分け

ボートで釣りをする場合はタックルをたくさん乗せていくことができるので、重たいルアーや巻き抵抗の大きなルアー(スピナーベイトなど)はベイトリール、 軽いルアー(小さなミノーやノーシンカーリグなど)はスピニングリールを使用します。
岸から釣る場合(オカッパリといいます)はタックルを自分で持って移動しなければなりませんので、たくさん持っていくと非常に不便です。
そこで、オカッパリの場合、ベイトとスピニングを1本ずつ持っていくことをお薦めします。
このときソフトルアーはスピニングで、それ以外はベイトでといった具合で使い分けると便利です。
もし、3本持っていくならば、ベイト2本(プラグ用とスピナベ用)+スピニング1本(ソフトルアー用)か、又は3本ともベイト(プラグ用、スピナベ用、ソフトルアー用)を持っていくことをおすすめします。
ちなみに、下の写真のようにラインを直接ルアーに結ぶのではなく、スナップ(下の写真でルアーの口に引っ掛けてある金具)を結んでルアーをつけるようにするとルアーローテーションが非常に楽になります。
スナップの使い方

関連ページ

ロッド(竿) / ラインの結び方 / ルアーの使い方



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