スピナーベイト
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スピナーベイトの種類と使い方についてのページです。
スピナーベイトとは
↓これです
スピナーベイトの種類
スピナーベイトはブレードの形によって数種類に分けられます。まずブレードについてですが、ブレードには大きく分けて3つの形状があります。下の写真、左から順にウィローリーフ、インディアナ、コロラドと呼びます。(インディアナは手元に無いので手書きで失礼します)
ウィローリーフはギラギラと光ってフラッシング効果が強く、コロラドはブルンブルン回ってバイブレーション効果が強いのが特徴です。
これらの組み合わせによりスピナーベイトはいくつかの種類に分けられます。
シングルウィロー / ダブルウィロー
左がシングルウィロー(ウィローリーフが一枚)、右がダブルウィロー(ウィローリーフが二枚)です。
シングルウィローは水の抵抗を受けにくいので水流の強い川などで使いやすいです。
ダブルウィローはフラッシング効果が抜群で、バスの視覚に訴えたい時に非常に有効です。
シングルコロラド / ダブルコロラド
左がシングルコロラド(コロラドブレードが一枚)、右がダブルコロラド(コロラドブレードが二枚)です。
シングルコロラドは水の抵抗を受けやすく、強いバイブレーションを発生して水が濁った時にバスに強くアピールすることができます。
フォーリングで使いやすいという特徴もあります。
ダブルコロラドのバイブレーションはシングルコロラドよりもおとなしくなります。
タンデムウィロー
最も多く流通しているタイプではないでしょうか。ウィローリーフがフラッシング効果を、コロラドブレードがバイブレーションを生み出します。とりあえずスピナーベイトを一つ持ちたいという場合にはこれを持っておくとよいかもしれません。
アームの違いによるスピナーベイトの動きの差異
アームがやわらかいものはバイブレーションが強く、硬いものはバイブレーションが弱くなる傾向があります。また、アームが長いほどバイブレーションが強くなります。
スピナーベイトのトレーラー
トレーラーとはスピナーベイトのフックに付けるソフトルアーのことです。
スピナーベイトのフックにソフトルアーを取り付けることでバイブレーションが多少抑えられます。トレーラーにはツインテールやグラブが使われることが多いですが、付けるか付けないかは釣り人各人の好みによるところが大きいようです。
スピナーベイトの使い方
バジング
スピナーベイトは表層からボトムまですべての層を探ることができるルアーです。表層での使い方の一つがこのバジングです。スピナーベイトが着水すると同時にロッドを立てた状態で巻き始めることで、ブレードを水面でピチパチャカチャカチャさせながら巻いてくることができます。これをバジングといいます。トップウォーターとしての使い方です。
泳がせるだけ
最も簡単な使い方です。いわゆるタダ巻きです。スピナーベイトはタダ巻きで十分釣れるルアーです。
ロッドを立てれば表層を、寝かせれば中層を、着水後しばらくフォールさせてから巻けば深層を、着底してからゆっくり巻けばボトムすれすれを泳いでくれます。
上記のバジングとこのただ巻きだけですでにトップからボトムまで攻略できることになります。
障害物の隣でリトリーブをやめて一瞬フォールさせたり障害物にわざと当ててヒラを撃たせるとより効果的です(後述)。
ボトムバンピング
スピナベをワームのようにボトムバンピングさせるという使い方もできます。特に『アシ際に落としてトントントン』という使い方が有効です。
フォーリング(ヘリコプター)
着水後そのまま底まで落とすだけです。アシ際や橋脚といった際狙いや、桟橋の下などを狙うときに有効です。バイトが多いのは、着水時、フォール中、リトリーブを始めた時です。着水から気を抜かないようにしてください。また、このフォーリング(ヘリコプター)にはシングルコロラドタイプのスピナーベイトが適しています。
リフトアンドフォール
フォールさたらロッドをしゃくってスピナーベイトを泳がせる。またフォールさせて、同じようにロッドをしゃくってスピナーベイトを泳がせる、これを繰り返します。フォール中のバイトが多いのでラインの動きに注意してください。
リアクションバイト
クランクベイトと同様、スピナーベイトもリアクションバイトを狙いやすい代表的なルアーです。
クランクベイトもスピナーベイトも根がかりを回避しやすいという特徴を利用して、ストラクチャーにダイレクトにぶつけることでヒラを撃たせ、
バスのリアクションバイトを誘うことができます。
また、スピナーベイトの場合はリーリングを止めれば沈みます。しかも、ブレードやスカートを不規則に動かしてフニャヒラッとした動きでフォールします。
そのフォールする瞬間、フニャヒラッとした瞬間にバスは思わず口を使ってしまいます。
スピナーベイトはただ巻きでも十分に釣れるルアーですが、時にただ巻きでは釣れないこともあります。
バスがどうしても口を使ってくれないときは、スピナーベイトのリーリングを一瞬止めてフニャヒラッとさせることでリアクションバイトを誘ってみてください。
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